ホテルライクな家の間取りについて

ヒルトン名古屋の客室 ホテルライクな家・部屋の構想と実例

【ホテルライクな空間】と【ホテルライクな家】の違い

ホテルライクな空間とホテルライクな家では、少し異なると考えています。ホテルの感じに憧れてホテルライクな家に住みたいと思いますが、ホテル自体が非日常空間を演出する空間でもある為、少し無理があると思います。

今のお部屋をホテルっぽい空間にしていくことがホテルライクな空間となり、例えば、照明を工夫したり、タオルなどを工夫したりすることでホテルライクな空間が実現できると思います。『ホテルライク』という言葉で検索して出てくるサイトを見ると、この『ホテルライクな空間作り』のヒントをくれると思いますが、今から一戸建てを建てるので『ホテルライクな空間作り』ではありません。

『ホテルライクな家』は、ホテルっぽい空間にすることは、当然として、家全体をホテルっぽくするのが『ホテルライクな家』となります。外観も間取りも設備も空間もです。

現実的に【ホテルライクな家】ができるのか?

結論として、資金が潤沢にあれば、ホテルライクな家が実現できます。土地の広さに始まり、建築方法は、鉄筋コンクリート造りにして、設備も最高グレードにして、カーテンなどのすべてオーダーメードにして、ベッドなどもホテル仕様の品をそろえれば実現できます。

ホテルライクに憧れて家を建てる人がここまで潤沢な資金を用意して建築できるとするならば、私は、ホテル暮らしを選びます。

ホテル暮らしをすることが出来ないからホテルライクな家に憧れるわけでありまして、資金に限りがあり、現実的にホテルライクな家を建てることは、出来ないでしょう。

では、どうするべきか? 『ホテルライクな家』からワンランクダウンして『ホテルライクな部屋』を作るならば可能性が出てきます。

現実的に目指すは、【ホテルライクな部屋】

【ホテルライクな家】⇒【ホテルライクな部屋】⇒【ホテルライクな空間】

家全体をホテルのようにできないけど、お部屋の間取りぐらいであればこだわってもある程度の資金で出来るかと思われます。また、これから建築するので間取りも決まっていません。ホテルのような間取りで建築してホテルのような空間アレンジをすれば、現実的なところと思います。

一般的な家の間取りとホテルっぽい間取りの違いについて

一戸建て住宅の間取りは、様々ですが、都心部の三階建ての場合は、1階に駐車場と浴室・洗面・トイレ・納戸程度の一部屋、2階がLDK、3階が寝室2つ~3つ(各4.5~8帖程度)といった感じでしょう。

ホテルの一般客室場合は、ドアを開けると、片方にクローゼット、もう片方にトイレ・洗面・浴室、奥に行くと、浴室側にベッドがあり、クローゼット側にテレビやデスクがあり、窓側にソファがある。

ホテルのスイートルームの場合は、ドアを開けると、手前にクローゼットなどがあり、まずリビングスペースがあり、奥にベッドルームがあって、その先に、バスルームなどがあったりします。

シティホテルの一般客室の広さは、30㎡以上が目安とされていて35~40㎡程度が標準的です。50~60㎡程度となるとジュニアスイートとなり、リビングスペースを確保してありますね。60㎡を超えていくとスイートルームでベッドルームとリビングルームが分かれていたりします。

戸建て住宅でホテルのような間取りは、可能か??

ホテルと同じような間取りする場合、ホテルに無い部分の空間として、玄関・キッチン・階段などのスペースを考慮する必要があります。仮に玄関及び玄関ホールを2坪として、キッチンを6帖・3坪、階段を1坪とした場合、約20㎡です。ホテルの客室を30㎡として、それと同じようにした場合、50㎡必要ということになります。

土地面積に対して建坪が決まりますが、建坪50㎡以上を建てることができますか??

我が家では、どうか??

暫定的な数値より、駐車場のスペースを考慮すると、建坪が18坪程度を見込んでいます。つまり、59.5㎡の見込みという事で、建坪よりホテルの客室に無い設備の部分を引くと、40㎡程度のホテルの客室のような空間であれば実現可能と考えられます。

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