セキスイハイムのモデルハウス訪問
どこのハウスメーカーで建てるか検討するうえで資料請求から話が始まります。インターネットで資料請求をして届いた頃に近隣の営業担当者から電話で連絡がきました。
資料請求ありがとうございました。もしよろしければ、モデルハウスにで直接お話を・・・・。
お休みは、不定期で先のお約束ができないのですが・・・。今日なら空いていますよ
今日だと▲▲のモデルハウスまで来て頂ければ、会えます。
そこまで行くのに車で1時間ぐらいかかりますよねぇ。近くの●●のモデルハウスから車で15分ぐらいで行けるんですが・・・
今日は、▲▲のモデルハウスを離れることが出来ないので別の日にしてくれませんか?
●●のモデルハウスで空いている営業を探した方が合理的と思いますよ・・・
・・・・。
(上司と相談!!)
このあと●●のモデルハウスへ行きます!!
こんなやり取りがあって、電話があったその日に会うこととなりました。
ちなみに、なぜ離れたところのモデルハウス所属の営業から電話がきたかと言いますと、単純に『住所』から『会社が決めた各市区町村の担当エリア』で割り振っていると思われます。
各市区町村の形っていろいろです。また、各市区町村の境界付近の場合もあります。実は、会う事になった展示場は、2つ隣の市区町村にあります。居住地が境界に近く、間の市区町村の形が細長く、展示場が境界近くにある為、同じ市区町村の方が近くと思っても実際には、二つ隣の市区町村にある展示場の方が明らかに近いという事でした。住所から“距離”を基準として担当営業所を決めていれば他にも2か所程度近い所にモデルハウスがあります。
時間通りにモデルハウスに到着すると営業担当が外で待っていました。
その後、モデルハウスをぐるっと見て特徴などを聞いて、早速、具体的なお話に・・・
とりあえず、ユニットを作る工場が奈良にあるので行きませんか?という事で行くこととなりました。その帰りに建築予定地を確認することとしました。
奈良にあるセキスイハイムの工場見学
セキスイハイムの工場見学は、平日だったのでバスツアーではなく、営業担当とのプライベートツアーとなりました。自宅近くまで迎えに来てくれて移動、一時間ぐらいで到着しました。
そして、営業担当の案内で工場見学。一日に80ユニット前後作っており7~8棟分のユニットがどんどん流れ作業で作られています。
見学が終わったらお昼ご飯を頂いて建築地に移動しました。搬入トラックが通ると思われる道で移動しましたが車が普通に通れるので問題は無いだろうという事でした。土地の大きさからどのサイズのユニットをどのように組んでいくのが最適か検討するのでその結果を次回報告しますとのことでした。
実際にセキスイハイムでどのように建築できるか?
セキスイハイムでは、ユニット工法となるため、どのサイズのユニットをどのように並べて建築するのか?という事から話が始まります。それによって、建物の広さが決まります。その後、間取りをどうするか?という話に進んでいきます。
しかし、その話からではなく、ユニットを搬入して、組み上げる方法について担当業者に確認していたようでその報告からとなりました。営業担当は、見に行った時、問題ないですよって言っていましたが・・・
まず、搬入車両が通る為、
【ポール(道路交通標識)を2本移設】
側溝に【石を置いている箇所があるので一時的に移動してもらう】
【●軒の軒先を通る為の許可を得る】
【搬入車両を一時的に停めておくため、特定の駐車場を一時的に借りる】
【警察より道路の全面通行止めの許可を得る】必要がある。
そして、車両が建築地の目の前まで来てからクレーンで吊り上げていく為、
【少なくとも電線を2本移設】する必要がある。
一番難しいのが【道路の全面通行止めの許可】であり、許可そのものが下りない可能性が高い。
費用も通常に数倍必要となります。
・・・・。
(一緒に見に行った時に大丈夫って言いましたよねぇ)
ということで、仮にすべての許可が下りても、搬入にかかる費用がかなり高額になるし、許可が下りるかどうかもわからないため、セキスイハイム側から実質辞退という結果となりました。
セキスイハイムの特徴
セキスイハイムと話を進めて学んだこと
具体的な数字を基にして求める建築価格や間取りの話に進む前にこのような結果になり残念ですが、セキスイハイムの住宅展示場や工場を訪れて、家作りで学んだこともあります。
- 建築地に接す道路にある『電線』の関係でクレーン車で荷揚げが出来ない可能性がある。
その場合は、敷地内で完結できる方法を建築できるハウスメーカーを選ぶことになるかもしれない。
セキスイハイム評価
実際にセキスイハイムの営業担当とお話をしたり、奈良の工場見学をして思ったこととして・・・
- 担当の営業所(展示場)の割り振りについては、市区町村名で決めてしまうのではなく、実際の距離を基準に担当営業所を決めた方がスムーズだったと感じました。場合によっては、公共交通機関の利便性も考慮して決めていたら完璧ですね。
- まだ経験の浅い方だった為、ユニット搬送の可否について甘く考えていたと感じました。『たぶん大丈夫だと思いますが、早い段階で搬入担当に調査を依頼しておきますね』って言っていたら素晴らしかったと思います。このような言葉はありませんでしたが、調査は、すぐに手配していたのでその点は、評価できます。
- 担当した営業の方は、よくメモを取ったり、しっかりと話を聞いたり、丁寧な対応で良かったと思います。お若い方であった為、経験が少なかったわけですがこれから経験を積んでいけばいい事と思います。
コメント
[…] 他のハウスメーカーとも話を進めており、実は、セキスイハイムが辞退していました。そこで建築にともない確認事項が増えました。ALCで建てる場合、クレーン車が必要です。セキスイハイムは、クレーンでの搬入について難しいという見解が辞退の要因の一つです。契約後にクレーン車が使えませんといわれたら面倒なのでどうするのか説明を求めました。 […]
[…] 打ち合わせ等の内容は、こちら […]