【ヘーベルハウス】で建て替えを検討・評判・坪単価

ヘーベルハウスのモデルハウス 住宅展示場巡り・ハウスメーカー選び

ヘーベルハウスは、頑丈な家というイメージのあるハウスメーカーですね。鉄骨系のメーカーということで大空間は、作れそうですが・・・。

ヘーベルハウスの住宅展示場を訪問

ホームページから予約して近所のヘーベルハウスの住宅展示場に行きました。とりあえず構造などの説明をして頂き、本題に・・・

希望事項をまとめて渡したところ概ね問題はないだろうことでした。

営業員の方からは、『ALC(戸建て向けの鉄筋コンクリート造りの簡易的なもの)を気に入って頂けた方と話を進めたい』とのことでした。

とりあえず、現場見学会があるということで次回行くこととなりました。

ヘーベルハウスの現場見学会

詳しい住所については、伝えられないものですが『この辺という感じの地図が送られてきて現場に来てください』という感じでした・・・。車で向かったのですが、土地勘のないところだと難しいですね・・・。なにかわかりやすい目印的なところで待ち合わせとかしたらいいのになぁと思いました。

数組がいらっしゃって一緒に説明を受けました。建物の状態としては、ALCがむき出しの状態でした。構造見学としては、適切なタイミングです。

説明とともに外壁の強さの実験ということでALCや他の外壁材をバーナーで熱するということをやっていました。(実際に火がついているところは、見ていません・・・。)

ALCは、オートクレーブ養生した軽量気泡コンクリートというもので、一般戸建て住宅向けのコンクリート造りみたいなものです。鉄筋コンクリートで戸建て住宅を作る人もいますがハウスメーカーでは、基本そのような作り方をしません。簡易版の鉄筋コンクリート造りという感じでALCというものがあり、鉄骨造りでALCのパネルを設置していくというもので外壁や床にも設置します。

火災などに強いことをアピールされていました。阪神大震災の時に防火壁的な役割になった家があったとか・・・。確かに一般的な木造住宅よりコンクリート造りのようなALCを使えば火災に強いのは、事実です。ただし、一般火災の場合となります。また、ほかのコンクリート造りと同じ程度です。

特筆して火災に強い家ということは、ありません。コンクリート造りの建物火災があった時にコンクリートの壁・柱・床などは、残っているものです。

余談として、火災に特別強い家をご希望の場合、どの程度の火災を想定するかによりますが、特別強いということで、一面火の海になったり、火災旋風が発生したり、そのような状況でも燃えることが無い住宅というものは、珍しいのですが可能です。平成 28 年 12 月 22 日に新潟県糸魚川市で発生した火災で戸建て住宅がポツンと燃えなかった家がありました。エアコンのダクトなどは、溶けたりしましたが窓などから室内に炎が入ることなく室内は、無傷というものです。施主の希望で災害に強い家と言うことで地元工務店が一般の倍の予算をかけて作ったようです。火災に強いとアピールをするなら火災旋風が発生しても燃えない住宅であってほしいものです。

さて、ヘーベルハウスの現場見学会ですが、この時にも営業担当から二回ぐらい『ALCは、どうですか? 気に入って頂けましたか?』って聞かれました・・・。

特別火災に強いものではなくても、火災に強いほうがいいのは、事実でして・・・

次のステップに進むこととなりました。

建築地の確認&設計との打ち合わせ

とりあえず、建築地の状況の確認ということで現場見学会の数日後に建築地の確認にいらっしゃいました。建て替えとなり、土地を購入していないため、詳細な土地の長さがわかりません。営業と設計がメジャーで図ってある程度の長さを把握されました。まぁこの段階で数センチ程度は、誤差の範囲内ですので・・・

そしてそのまま設計との打ち合わせとなりました。打ち合わせといっても希望事項のヒアリングという程度です。

自分自身でこんな間取りがいいという希望が出ていない状態なのでどんな間取りを提案されるか・・・

設計との打ち合わせ

住宅展示場での打ち合わせとなりました。

間取りについて、最初からベストな提案がされることは、ありえません。ただ、ベースとして、色々入れ替えたりとして間取りが決まっていくものです。

この1回目の間取りの提案で気になったことが容積率と建ぺい率です。

基本となる建ぺい率は、80パーセントで間違いはありませんが、角地の緩和があるので正確には、90パーセントとなります。建ぺい率は、例外的な項目としての【角地の緩和】だけあり、実際には、駐車場を設けることになるため、そんなに気にすることではありません。

ただ、見過ごせないかったのは、容積率が【160パーセント】になっていることです。200パーセントのはずです。このことについては、その場で【200パーセントであると思う】と設計に伝えたところ【これは、160パーセントの方です】と詳しい説明をされることなくさらっと受け流されました・・・。この時は、こちらの主張の根拠は、他社の結果と異なるというだけであり、どちらが正しいのか?ということを自分自身説明できない段階だったため、この話題については、ここで一旦終わりとなりました。

建ぺい率容積率については、別のページで詳しく解説しております。

間取りの確定へ

最初の間取りの提案から2回目でほぼ確定で少し修正をしたら合格ラインという間取りが出来上がりました。しかし、あくまでも合格ラインですから、100パーセント希望の間取りとか理想の間取りではありません。

契約の話が具体的になる段階で、いろいろと行うことがあります。測量と地盤改良についてです。建て替えということで最終的には、解体後となりますが、ある程度正確な数字が必要となりますので、行ってくれることとなりました。

他のハウスメーカーとも話を進めており、実は、セキスイハイムが辞退していました。そこで建築にともない確認事項が増えました。ALCで建てる場合、クレーン車が必要です。セキスイハイムは、クレーンでの搬入について難しいという見解が辞退の要因の一つです。契約後にクレーン車が使えませんといわれたら面倒なのでどうするのか説明を求めました。

最終的な価格・プラン等を次回提示するので最終判断をしてほしいとのことでした。

最終判断を求められて・・・

測量も行い、土地の広さもしっかりと分かり、地盤調査の試掘もして地盤の状況もある程度わかり、あとは、実際に建築可能かどうか回答をもらえば結論が出せるという状況です。

しかし、契約するかどうかの判断をしてほしいと言うことでこちらもその心づもりでいたのですが・・・

測量結果については、ペライチで長さ等が記載されているだけで冊子のように色々な情報が記載されたものではありませんでした。これがヘーベルハウスのやり方は言われるとそれ以上言えないのですが、【建ぺい率・容積率】について書かれていませんでした。測量=敷地調査と思っていたのでちょっと拍子抜け・・・

そして、クレーン車をどのように配置してどこに建築資材を置いて工事を行うのか説明を求めて詳しく回答すると約束していたのですが、『現場の施工担当が現場を確認したうえで問題ないと言っています』との回答でした・・・。職人さんの感ということです。他社では、道路上に電線があるため、電線の移設等の必要があるといわれるところですので論理的に説明してもらわないと納得できません。電線の隙間を狙ってアームを伸ばすことは、できるとの思われますがアームを動かして資材を吊り上げたりするのは、困難と感じています。

営業の方から、今日、判断をしてほしいといわれていましたが営業の方から延ばしてほしい次回に!!といわれました。

2回目の最終判断を求められた日

営業側から最終判断を迫られて、営業側からその日を延ばされて、2回目の最終判断日となりました。

【クレーンをどのように使って施工するのか?】ということに焦点が移りました。

上からの平面図でクレーン車の位置を書いたり、横からクレーンの高さなどいくつか図を使って説明されましたが、電線の高さを距離関係の明確な説明がされませんでした。

ここで話は、一旦、保留して、【建ぺい率と容積率】の話に。

『ヘーベルハウスでは、容積率が160パーセントですがその根拠を説明してください』と聞いたら、『法律で決まっています』と回答されました。

他の会社と数字が異なる旨を伝えて、『160パーセントが正しいことを証明してください』と言ったらようやく色々と調べ始めした。

しかし、調べて提示された資料でも正確に説明することができず、こちらで調べた資料を提示して説明して間違っていることをお認めになられました。

結論を出してほしいといわれていたので、『契約できません』と答えました。

3回目の最終判断を求められた日

前回『契約できません』と答えたのですが、その後電話があり、もう一回チャンスを!!といわれてとりあえず、話だけでもということでお会いすることといたしました。

営業担当と展示場の店長と担当設計と支店長がいて謝罪がありました。

これでようやく、判断材料がそろったのですが『他のハウスメーカーをこの時点で切ってでもヘーベルハウスに決めるだけ魅力的な価格ではなかったので契約は、しません』と答えました。

ちなみに価格は、5500万程度でした。この価格ならほかの足並みをそろえるなら選択肢に入るとお伝えしました。

今決める魅力的な価格っていくらですか?って聞かれたので5000万以下と答えました。

二回お断りしても、大どんでん返しを狙って連絡が・・・

2回ほどお断りしたつもりですが、数日後に電話がありました。どうにか5000万以下でできます!!とのことでした。大手ハウスメーカーのあるあるとしての大幅値引きです。

色々と工夫したら価格が下がるというのは、よくある話ですが、間取りは、一緒で床が少し変わるということでした。『へーベルメゾン』というものにすると実現できたとのことでした。

しかしこの話にも問題がありました。最初の時点から耐震等級3ということを伝えていました。しかし、へーベルメゾンは、なんと耐震等級1です。オール1です。

設計をするにあたって基準をクリアできているか?というものの表記と思われますので実際にどうなるかわかりませんがこうなってくるともう信用できなくなります。

3度目のお断りをいたしました。

ヘーベルハウスで検討をして思ったこと

他のハウスメーカーの人が言っていた事として、ヘーベルハウスは、2週間で契約をするかどうか求められるそうです。

自分の場合は、3週間程度でしたが、最初の時点から『焦っているというか急いでいる感じ』がしていました。また営業の人は『とりあえず契約してゆっくり考えましょう』とも言っていました。

契約をすると、契約金を数百万円支払うこととなります。その後解約をすることができますが、契約後を行った行為について、お支払いが必要となります。具体的に考えていくにあたり費用が発生するのは、理解できます。契約前の仕事を少なくしたいということも理解できますが、どのタイミングで契約するかは、難しいですね。

ヘーベルハウスが向いている人は、間取り・建築環境や条件などに対して特別な希望・制約が無い方と思います。

自分の場合は、最初に間取りが全く決まっていない、建築環境対して制約があるかもしれない、なるべく広い家を建てたいなどの希望等が多かったことがヘーベルハウスと契約に至らなかった要因と思います。契約前に何度も打ち合わせをしてくれる所を探します。

ちなみに、最終判断を何度もおこなっているように断ってもズルズルと延ばされたのは、おそらく展示場として契約が取れていなかったためと推測されます。

ちなみに、契約から完成・引き渡しですが約11か月後です。解体が約1か月含みますがかなりかかっていますね

コメント

  1. […] 打ち合わせ等の内容は、こちら […]

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